ミャンマー機か 遺体多数発見

 【バンコク=杉目真吾】ミャンマー国軍は8日、7日午後から消息不明となっている同国軍の軍用機のものとみられる機体の一部と、子供10人を含む計29人の遺体を同国南部沖で発見したと明らかにした。

 軍用機は、海上に墜落したとみられる。

 国軍によると、軍用機が消息を絶った同国南部沿岸のアンダマン海を捜索していた海軍の船舶などが、遺体のほか、タイヤなど機体の残骸とみられる破片、救命胴衣を見つけた。

 軍用機には、軍人と子供15人を含む家族ら計108人の乗客と、乗組員14人が搭乗していた。7日午後に同国南部のベイ空港から最大都市ヤンゴンに向かって離陸したが、約30分後、南部の都市ダウェイ沖合約70キロ・メートルの海上を飛行中に通信が途絶えていた。